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2023年9月に私は自己破産をしました。
借金総額は8,620,000円。
弁護士へ相談時点での口座残高は29円。
完全なる多重債務の状態でした。
当時の状況と、そこから見えてきたことをお伝えします。
そもそも論ですが、破産なんてせずに済むならする必要のない経験です。
まともな大人なら、借りたお金は返すという当たり前のことを当たり前に行えているはずで。
私はそうできなかったので、債務を踏み倒した事実は一生厳粛に受け止め、こんなにも愚かな人間がいるということを反面教師にしてもらいたいという思いです。
そして、債務整理を行ったうえで一番大事だと感じていること。
結論から言うと、現在進行形で借金で首が回らなくなっているなら、
とにかく誰か(できれば法律の専門家がベスト)に相談をおすすめします。
もしあなたが「誰に相談していいのか分からない」「自己破産したらどうなるのか不安」と感じているなら、この体験談が少しでも参考になれば嬉しいです。
借金が膨らんでいった経緯
きっかけは些細なことでした。最初は生活費として数万円の借り入れのつもりが、いつのまにか返済のための借り入れ、そしてまた返済のための借り入れ……という悪循環にはまり、気づいたときには返済額そのものが膨大な額に。
この借金が膨らんでいった大きな原因はFX(外国為替証拠金取引)です。アベノミクス相場やBrexitショックで大きく勝てていた時期もあったことが尚悪かったのです。自分は勝てるはずと。思い込みと過信で、負けた分を借金したお金をつぎ込み取り戻そうとしました。FXの教科書でダメな見本として掲載されるレベルで、一番やってはいけないパターンにきれいにはまりました。
そんなことをしていても、毎月の支払はのしかかってきます。借りたお金を返すために新たな借り入れをする完全なる自転車操業です。
自転車を漕いで数か月。多重債務により銀行や消費者金融でお金が借りられなくなった私は、クレジットカードの現金化という最悪の事態に手を染め始めます。カードでブランド物を買いそれを換金するってやつですね。換金率は6割くらいでお話にならないくらいひどい取引なのですが、とにかく手元に現金が必要だった私は計100万近くを現金化します。
この頃になると、冷静さや理性なんてものはなくなっています。どんなにひどい条件であっても、とりあえず手元に現金があればよい。当座をしのげればとりあえず息がつける。そんな状況です。
当然ながらこんな状況が長続きするはずもなく、ある月にとうとうどうにもならなくなりました。2023年6月21日の朝のことです。来るところまで来たかという感じでした。
漕ぎ続けた自転車は脱輪。
残ったのは年収を超える膨大な債務です。
相談する前の心配事
そこから、「自己破産」「債務整理」という言葉を、ようやく自分ごととして調べ始めました。
そして私のケースはいわゆる免責不許可事由(FX・クレカ換金etc)にあたるとそのときにわかり、改めて愕然とします。
到底返せるあてのない借金を抱え、破産もできないのだとしたらもう存在を消すしかないのでは?と極端な考えがよぎります。(時効の援用という方法もありますが、このときの私はできるともやろうとも思いませんでした。現実的に難しいだろうということと、逃げ続ける心理的負担には耐えられないという思いからです)
その後、私はグーグルマップで見つけた、家から割と近く、債務整理に強そうで口コミも良かった弁護士のところに相談に行き、免責不許可事由はあるものの受任頂けることとなり、自己破産の手続きを進めていくことになります。
※その話は改めて別記事で書く予定です※
お願いする弁護士事務所はどうやって見つけるのか?
今までの人生で弁護士という存在にお世話になったことがなかったので、電話をかけるときはさすがに緊張しました。以下のようなことを考えてしばらく躊躇していました。
・高額な費用を請求されるのでは?
・話しただけで無理やり契約させられるのでは?
・借金の理由が免責不許可事由にあたるのでそもそも門前払いされるのでは?
まぁ仮に上記全部当てはまったとしても、借金踏み倒そうとしている人間が文句言うなよという感じですが、実際は一つも当てはまりませんでした。
「弁護士事務所」と一口に言っても、どこが自分に合うのか、何を基準に選べばいいのか、当時の私にはまったく分かりませんでした。本当に偶然で幸運にも私は良い弁護士に出会えたのですが、これを自力で一から見つけるのはなかなかに至難の業です。
そこでまずは、法テラスの利用というのが一般的でしょう。
ただし法テラスの無料相談には収入と資産による制限があります。基準値を超える場合は利用ができません。
私は法テラスを使えなかったので、余計リサーチのハードルが高かったです。
スレッズのコメントやDMでも弁護士についての質問を非常に多く頂きます。
弁護士選びをどうしたらよいか?について苦慮されている方が多いのだなという印象です。
弁護士への相談窓口
そこで、この記事を書くにあたって、当時の自分と同じように「どこに相談すればいいか分からない」人向けのサービスを調べていて見つけたのが、日本法規情報の相談窓口案内サービスです。
全国のべ1,000事務所・3,000人以上の専門家の中から、希望条件に合った法律事務所を無料で紹介してくれるというもので、以下の流れで進んでいきます。
- 問い合わせ — フォームか電話で状況を伝える
- ヒアリング — 相談内容や、土日希望・女性の先生希望などの要望を聞いてもらえる
- 相談窓口のご案内 — 希望条件に合った事務所を3〜5件、紹介してもらえる
- 日程調整 — 都合のいい日時ですり合わせ
- 相談実施
- 今後の進め方の確認
平日は仕事で身動きが取れない人でも、土日の相談に対応してもらえたり、女性の弁護士を希望できたりと、細かい要望に合わせて事務所を選んでもらえるのが特徴です。
「相談のみでもOK。無理に法律問題にすることもございません」と明記されている通り、話を聞いてもらうだけで契約を急かされる心配がないのも、当時の自分が知りたかった安心材料だと感じました。
もし私が当時このサービスを知っていたら、債務がここまで膨らむ前にまずは相談という形で踏み出せていたかもしれません。
一人で抱え込まないことが一番大切
もし今、あの頃の自分と同じように「誰にも言えない」「どこに相談すればいいか分からない」と一人で抱え込んでいるなら、伝えたいことがあります。
まずは話を聞いてもらうだけでも、次のアクションが見えます。相談すること自体は無料ですし、相談しただけで無理に契約させられることもありません。
一度冷静に自分の状況を整理してみるためにも、絶対に一人で抱え込まないことが大切です。
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